三室山

本を読んだり映画を見たり、鉄道唱歌の旅に出たり

実体運営システム

人間ひとそれぞれ、放っておいても進んでやることとその逆がある。
放っておいても本を読む子もいれば、朝読書というシステムがないと本を読まない子もいる。
私は放っておいても本を読むし、洗濯もするし、掃除もする。その代り、放っておいたらご飯を食べない。
別に食べるのが嫌いな訳じゃないし、どうせ食べるなら美味しいものを食べたいとは思うけど、なんというか積極性がない。
例えば朝起きて、そこに何もなかったらお湯を沸かしてお湯を飲んでおわり。そのままバイトに行って、7、8時間労働して、お風呂に入って掃除して洗濯してあれもう寝るか、と一日が終わる危険性がある。(ちなみにバイトの休憩は30分とかなので何かもっていかないと食べる時間がない、よってバックにお菓子があればポリポリ食べたりするけど、無ければ水飲んでおしまい。)
実際は、さすがに朝起きてお腹は空いているのでおせんべいを2枚とお土産でもらったざびえる(大分銘菓)をひとかけらとを食べていたのだけれど、たぶんこれも無ければ食べなかっただろうな……。
身体は昼過ぎや夕方に適宜、お腹すいてるよ! とアラームを鳴らしてくれるのだが残念彼にはスヌーズ機能が無く、一度無視するとそれ以降沈黙。あれお腹空いてないぞ、寝るか。となってしまう。身体のせいじゃないのに被害は身体の方へ。ごめん私の身体よ。

しかしさすがに絶食すると一日がたつころには手がしびれてきたり、フラフラしたり。
倒れたら本も読めないし、思考も出来ない。これはよくない。自分で自分に朝読書ならぬ食事システムを運営してあげなければ……ということになった。今まではお母さんが運営してくださっていた。
日曜に、ご飯を炊きおかずをつくり溜め、それをいつ食べるか指示書をつくる。明日着る服を前日に用意するかの如く、明日の朝食べるセットを用意しておく。そうそう、服も前日に用意しないとダメな子なんです。
というか、実体世界への興味が薄い。脳みそだけで、思考だけで生きられたら良いのになあとか思っている。きっともうすぐそれが出来る世の中になるのではなかろうか。
友達は、仮にそうなったとしても私たちは実体重視の世界で育ってきたから矢張り実体にしがみつくと思うよ。と言う。
確かに、私も集中して読みたい本や参考書なんかはまだまだ紙じゃないと嫌だとか言っているし、もし選択を迫られたら実体にしがみつくのかもしれない。けれど、のほほんと生きて居られる現在においては相変わらず実体に積極性が無いわけで、ちゃんと実体運営システムを作ってあげないといけない。
そしてその実体運営システムをどんどんバージョンアップ、効率化していかないといけない。なぜなら実体運営システムの効率化、これ自体は思考で実験だから楽しくて、実体運営そのもののモチベーションとなるのだ。
どうしたらより忘れ物をしないか。どうしたら朝の支度がもっとはやくなるか。どうしたら掃除が面倒くさくならず嫌な気持ちにならないか。どうしたらご飯を忘れないか。

私が平均よりも生きづらいなあ(主観)と思っているからかもしれないけど、この実体運営システムの運営、見直し、バージョンアップというものは生きて行くうえで必要不可欠。そうつまり、お前がママになるんだよ!